初着(産着)七五三男子着物のお誂え
- 23 時間前
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愛知県在住のお得意様より、お孫様(男の子)初着の御誂のご注文を頂きました。

使用する生地は大塚謹製の駒無地です。
「駒無地」とは、二重組織で織られている無地の
紋意匠生地です。
高品質の糸を使って織る凹凸のない無地の生地は、ほんの僅かなキズも目立ちます。キズなく独特の柔らかい光沢や上品な風合いを出すためには、良質な糸を使い、高度な製織技術が必要で、友禅染の最高級素材といわれています。
限られた織り手の技術でないと綺麗に織ることのできない非常に繊細な生地です。

お客様のお宅に代々受け継がれてきた大切なお産着をもとに、新しいお産着制作のご注文を頂戴いたしました。
長い年月を経て受け継がれてきた意匠には、ご家族皆様の想いや願いが込められております。今回のお誂えでは、その想いを大切に受け継ぎながら、現代のお子様へと繋ぐ一枚として新たに制作を進めてまいります。
図案は、代々のお産着に描かれていた力強い龍の意匠を基に構成し、当時の雰囲気や面影を残しながら柄配置を再構築いたしました。
龍は古くより「立身出世」「飛躍」「守護」の象徴とされ、お子様の健やかな成長と未来への願いを込める吉祥文様として親しまれております。
受け継がれた歴史とご家族の想いを大切に、一点一点、職人の手仕事により新たな形へと仕上げてまいります。

仮仕立て(仮エバ)をさせていただき青花で下絵が描かれてきました。
着物における「青花(あおばな)」とは、友禅染や絞り染めなどの工程で、生地に下絵を描くために使われる水で消える専用の青い染料(またはそれを染み込ませた和紙)のことです。
青花の主な特徴
水で消える: 染めが終わった後の水洗い(水元)で、下絵の線が跡形もなくきれいに洗い流せるのが最大の特徴です。
種類: ツユクサの仲間である「オオボウシバナ」の花の絞り汁を和紙に何度も塗り重ねて乾燥させた「青花紙(あおばながみ)」と、化学的に成分を再現した「化学青花」があります。
使い分け: 天然の青花は高価ですが数年経っても色が消えないため、制作に時間がかかる高級着物に使われます。一方で、化学青花は安価ですが長期間放置すると自然に消えてしまうため、短い期間で完成する作品などに使い分けられています。
愛知県名古屋市にお店を構えて創業90年を迎える「知田和」は、お客様のご要望に寄り添い、熟練した職人との架け橋になり〔振袖〕〔留袖〕〔訪問着〕〔七五三〕〔お宮参り〕〔和装小物〕などのお誂え(オーダーメイド)をしております。
また、染め、金加工、刺繍、仕立て直し、お手入れなどの悉皆はお客様のご意向を伺い、お客様と共にお誂えの過程を進んでいく事で『思い描いたとおりの1枚を誂える愉しみ』を大切にしております。
婚礼衣裳、茶道華道に適したお着物のご提案もさせていただいております。
ご質問などがございましたらお気軽にメールやお電話にてお問合せ下さい。


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