【宝尽し付下げ】のお誂え
- titawanagai
- 2024年3月17日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年3月26日
岐阜県在住の30代のお得意様より、付下げのお誂えのご依頼をいただきました。
生地は紋綸子白生地(武田菱)です。
紋綸子白生地とは、撚りのない絹糸を経糸に用い、経糸で地を、緯糸で地模様を織り出した生地です。 しっとりと滑らかで、光沢があります。 普通は、光って見えない方を表にして使いますが、逆に、光っている表にすることを繻子使いといいます。


お客様のご希望で地色は若草色にお染させて頂きます。

写真では、おわかりにくいかと思いますが、地色が若草色に染まってまいりました。
お客様にご確認を頂き金加工に進んでまいります。






宝尽くしの金加工が上がってまありました。
お仕立てさせていただきます。

お仕立て上がって参りました。
春に相応しい付下げになりました。

加賀縫紋の揚羽の蝶です。
とても可愛らしくなりました。
愛知県名古屋市にお店を構えて創業90年を迎える「知田和」は、お客様のご要望に寄り添い、熟練した職人との架け橋になり〔振袖〕〔留袖〕〔訪問着〕〔七五三〕〔お宮参り〕〔和装小物〕などのお誂え(オーダーメイド)をしております。
また、染め、金加工、刺繍、仕立て直し、お手入れなどの悉皆はお客様のご意向を伺い、お客様と共にお誂えの過程を進んでいく事で『思い描いたとおりの特別な1枚を誂える愉しみ』を大切にしております。
婚礼衣裳、茶道華道に適したお着物のご提案もさせていただいております。
ご質問などがございましたらお気軽にメールやお電話にてお問合せ下さい。




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