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絞り(本疋田)訪問着のお誂え

更新日:2024年8月23日



岐阜県多治見市在住のお得意様より

絞り(本疋田)訪問着の御誂のご注文を頂きました。


本疋田絞りは、京鹿の子絞りを代表するもっとも高級で高価な絞り技法です。生地を指先でつまみ、しけ糸と呼ばれる撚りのかかっていない絹糸で、絞り目を9回繰り上げます。これにより、小さな粒の集合で模様の面を表します。総絞りの訪問着の絞り粒は約20万粒、完成までに3年以上かかることもあります。




(この上の画像は本疋田の見本画像です。)




















お着物の地色が染め上がって参りました。

お客様に地色の確認を頂きます。






お客様に地色の確認を頂き喜んで頂けました。

これから絞りを外していきます。

絞りを外しましたら湯のし(絞りの場合は機械にかけれませんので、手のしです。)をして御紋をお入れします。



湯のし(てのし)をしています。

蒸気を当てながら少しずつ巾をだしていきます。

湯のしが出来ましたら、御紋をいれて八掛も染めていきます。




湯のし(手のし)が出来てきました。












 


愛知県名古屋市にお店を構えて創業90年を迎える「知田和」は、お客様のご要望に寄り添い、熟練した職人との架け橋になり〔振袖〕〔留袖〕〔訪問着〕〔七五三〕〔お宮参り〕〔和装小物〕などのお誂え(オーダーメイド)をしております。


また、染め、金加工、刺繍、仕立て直し、お手入れなどの悉皆はお客様のご意向を伺い、お客様と共にお誂えの過程を進んでいく事で『思い描いたとおりの1枚を誂える愉しみ』を大切にしております。


婚礼衣裳、茶道華道に適したお着物のご提案もさせていただいております。


ご質問などがございましたらお気軽にメールやお電話にてお問合せ下さい。

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