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金通し立涌 京友禅丸紋本振袖


東京都南青山在住のお得意様より、

お嬢様(20代)がお召しになるお振袖のお誂えのご依頼をいただきました。


お選びいただきました、弊社オリジナル商品

「金糸縫取り立涌白生地」をお嬢様のご寸法に仮エバいたします。



仮エバされた、こちらの白生地の上に丸紋京友禅を施してまいります。




まずは仮エバの状態の生地に青花で下絵を描いていきます。

描きあがりましたら仮エバを解き、1枚の反物に戻す羽縫いの作業を行います。


次に友禅の染料が滲むのを防ぐため、青花に沿って糸目を置いていきます。

(華紋や丸紋の輪郭に見えるグレーの部分です)





友禅が出来上がってまいりました。


この後、友禅された部分に糊置きをして地色を引いていきます。




糊伏せができてまいりました。

友禅挿しが終わると、後の「引き染め」で地色(背景色)を染める際、彩色した部分に地色が侵入するのを防ぐため、米糊など使って友禅部分を覆っていきます。


この作業が丁寧にできていなければ、後々地色が模様場に侵入して見栄えが悪くなるので、美しい仕上げのためには非常に丁寧な仕事が必要となる工程です。

 



糊伏せが終わると、再び生地を作業場いっぱいに張り、引き染めの工程に入ります。「引き染め(ひきぞめ)」は生地の地色(背景色)を刷毛を使って染める工程です。


お客様のご希望の「ブルーチント」にお染いたします。



 

引染が終わり、乾燥させた生地は、蒸し工程に入ります。

これは引染された染料液を生地にしっかり定着させると共に、完全な発色を促すために行う工程です。


蒸し工程が完了し、完全に 染着された生地を多量の水で洗い流します。この工程は、生地に残った未染着の染料や薬剤、糊料を完全に洗い落とすために行う工程です。


次は金銀加工、京刺繍を施します。









丸紋部分に本疋田絞りをアップリケいたしました。

金駒刺繍で輪郭を綴じていきます。





このあと、抜き紋を入れてお仕立ていたします。


お振袖がお仕立て上がりました。


帯は

【京刺繍丸帯】のご注文を承りました。


丸帯用白地金箔無地に様々な技法で刺繍を施した重厚で豪華な丸帯です。



丸帯とは。。。

フォーマル帯(礼装用)で最も格の高い帯。

日本に数台しか残っていないと言われる織機で2か月程かけて幅広く織った帯地を、縦二つに仕立てた帯で、本振袖や引き振袖などの花嫁衣裳として使用されます。










総絞り黄色帯揚げと振袖用赤帯締めを合わせてみました。





 



愛知県名古屋市にお店を構えて創業90年を迎える「知田和」は、お客様のご要望に寄り添い、熟練した職人との架け橋になり〔振袖〕〔留袖〕〔訪問着〕〔七五三〕〔お宮参り〕〔和装小物〕などのお誂え(オーダーメイド)をしております。


また、染め、金加工、刺繍、仕立て直し、お手入れなどの悉皆はお客様のご意向を伺い、お客様と共にお誂えの過程を進んでいく事で思い「描いたとおりの特別な1枚を誂える愉しみ」を大切にしております。


婚礼衣裳、茶道華道に適したお着物のご提案もさせていただいております。


ご質問などがございましたらお気軽にメールやお電話にてお問合せ下さい。





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