金通し立涌 京友禅丸紋本振袖

更新日:5 日前



東京都南青山在住のお得意様より、

お嬢様(20代)がお召しになるお振袖のお誂えのご依頼をいただきました。


お選びいただきました、弊社オリジナル商品

「金糸縫取り立涌白生地」をお嬢様のご寸法に仮エバいたします。



仮エバされた、こちらの白生地の上に丸紋京友禅を施してまいります。




まずは仮エバの状態の生地に青花で下絵を描いていきます。

描きあがりましたら仮エバを解き、1枚の反物に戻す羽縫いの作業を行います。


次に友禅の染料が滲むのを防ぐため、青花に沿って糸目を置いていきます。

(華紋や丸紋の輪郭に見えるグレーの部分です)





友禅が出来上がってまいりました。


この後、友禅された部分に糊置きをして地色を引いていきます。




糊伏せができてまいりました。

友禅挿しが終わると、後の「引き染め」で地色(背景色)を染める際、彩色した部分に地色が侵入するのを防ぐため、米糊など使って友禅部分を覆っていきます。


この作業が丁寧にできていなければ、後々地色が模様場に侵入して見栄えが悪くなるので、美しい仕上げのためには非常に丁寧な仕事が必要となる工程です。

 



糊伏せが終わると、再び生地を作業場いっぱいに張り、引き染めの工程に入ります。「引き染め(ひきぞめ)」は生地の地色(背景色)を刷毛を使って染める工程です。


お客様のご希望の「ブルーチント」にお染いたします。



 

引染が終わり、乾燥させた生地は、蒸し工程に入ります。

これは引染された染料液を生地にしっかり定着させると共に、完全な発色を促すために行う工程です。


蒸し工程が完了し、完全に 染着された生地を多量の水で洗い流します。この工程は、生地に残った未染着の染料や薬剤、糊料を完全に洗い落とすために行う工程です。


次は金銀加工、京刺繍を施します。

 


愛知県名古屋市にお店を構えて創業90年を迎える「知田和」は、お客様のご要望に寄り添い、熟練した職人との架け橋になり〔振袖〕〔留袖〕〔訪問着〕〔七五三〕〔お宮参り〕〔和装小物〕などのお誂え(オーダーメイド)をしております。


また、染め、金加工、刺繍、仕立て直し、お手入れなどの悉皆はお客様のご意向を伺い、お客様と共にお誂えの過程を進んでいく事で思い「描いたとおりの特別な1枚を誂える愉しみ」を大切にしております。


婚礼衣裳、茶道華道に適したお着物のご提案もさせていただいております。


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